◆BIOSパスワードを忘れた時に試す解除方法4選
BIOSパスワードを忘れた時に試す解除方法4選
BIOSパスワードは、コンピュータのセキュリティを守るための重要な機能ですが、うっかり忘れてしまうこともあります。その場合、PCが正常に起動できず、重要な設定にもアクセスできないという困った状況に陥ることになります。
この記事では、BIOSパスワードを忘れてしまった時に試せる解除方法を4つ紹介します。簡単に試せる方法から、やや専門的な手段まで幅広くカバーしていますので、ぜひ参考にしてください。
1. デフォルトのパスワードを試す(設定した覚えがない場合)
まず最初に試してみるべきなのが、PCメーカーが設定しているデフォルトのパスワードです。一部のBIOSには、初期設定としてパスワードが設定されている場合があります。自身で設定した覚えがない場合は、インターネットで自分のPCのモデルやBIOSのバージョンに対応するデフォルトパスワードを調べ、入力してみましょう。
2. バッテリーを取り外してCMOSをクリアする
BIOS設定が保存されているCMOSをリセットすることで、パスワードを初期化できる場合があります。この方法では、PC内部にあるCMOS電池を一時的に取り外すことで設定をリセットします。
- 1. コンピュータをシャットダウンし、電源ケーブルを抜きます。
- 2. ケースを開け、マザーボード上にあるボタン電池型のCMOS電池を見つけます。
- 3. 電池を取り外し、数分間待ちます。
- 4. 電池を再装着し、ケースを閉じてPCを再起動します。
この方法でBIOS設定が初期化され、パスワードがリセットされることがあります。ただし、全てのPCでこの方法が有効とは限らないため、状況に応じて他の方法も検討してください。
3. ジャンパーピンを使用してBIOSリセット(主にデスクトップPC)
マザーボードには、BIOS設定をリセットするためのジャンパーピンが搭載されていることがあります。ただしこの方法が使えるのは主にデスクトップPCになります。このジャンパーを使用してBIOSをリセットすることで、パスワードを解除することが可能です。
- 1. コンピュータをシャットダウンし、電源ケーブルを抜きます。
- 2. ケースを開け、マザーボード上にある「CLR_CMOS」または「RESET」と表示されたジャンパーピンを探します。
- 3. ジャンパーを指定の位置に移動し、数秒間そのままにします。
- 4. ジャンパーを元の位置に戻し、ケースを閉じてPCを再起動します。
ジャンパーピンの位置を正確に把握し、慎重に操作を行うことが大切です。誤った操作がマザーボードにダメージを与える可能性があるため、注意深く行ってください。
4. ジャンク品として売却
もし上記の方法で解決できない場合、ジャンク品ドットコムで買取することが可能です。
BIOSパスワードがかかったパソコン本体はジャンク品として扱われますが、液晶画面やSSD、キーボードなどに問題なければそれなりの価格がつきます。
当店ではBIOSパスワードがかかったパソコンでもジャンク品として買取可能ですので現金化したい場合は一度お見積もり下さい。