◆壊れたタブレットのデータ消去方法
壊れたタブレットのデータ消去方法
この記事では、電源が入らない(初期化できない)タブレットのデータ消去について説明します。
電源が入り、タッチ操作ができるタブレットであれば、初期化は簡単にできるのですが、
電源が入らないタブレット(初期化ができない本体)については、結論から言うと、
メインボードの物理破壊以外、データ消去する方法はありません。
ほぼすべてのタブレットでSSDが埋め込まれているという現状
iPadをはじめほぼ全てのタブレットでSSDが埋め込みされています。
ですので、パソコンのように簡単にハードディスクを取り外すといったことができません。
しかしながら面倒だからと言ってデータ消去しないままそのまま廃棄すると、
次に手にした人間がデータを盗んで悪用する可能性がありますので危険です。
分解前であれば、当店に丸投げで買取&データ消去はさせて頂くことは可能ですが、
ご自身でデータ消去をしたいという場合は、
タブレットを分解してメインボードに埋め込まれているSSDをペンチなどで物理破壊し、
タブレット自体を処分するというやり方になります。
(本体を分解すると一般的に買取店では買取してもらえませんので注意ください)
おおまかな流れ
今回は起動しないVT484/23Kという東芝のWindowsタブレットを例に、
実際に分解している様子をお見せします。
アンドロイドタブレットとWindowsタブレットは、
基本的に液晶と背面カバーの接合部の隙間にヘラを差し込み、
バックパネルを外してから基盤を止めているネジを外していくという作業になります。
※ただしSurfaceシリーズは分解難易度が最高レベルのため素人が分解するとほぼ100%失敗して液晶が割れてしまいます。
起動不可のSurfaceのデータ消去にお困りの場合は当店にそのままお売り下さい。(データ消去代行致します)
分解の手順(全行程)
【手順1】
▼液晶パネルとバックパネルのスキマにプライ(金属ヘラ)を差し込みます。
※プライはこちらで販売しています。
ホームセンターなどで販売している物は大きすぎる場合があるので気をつけましょう。
【手順2】
▼ピックやマイナスドライバー、ピンセットなど細い物を差し込み、徐々にプライで開けていきます。
【手順3】
▼バックパネルを外せました。
【手順4】
▼メインボードのネジをすべて外しましょう。
【手順5】
▼意外とネジの本数は少なくてメインボードを外せました。
【手順6】
▼この機種の場合は、このSAMSUNGと書かれたチップがSSDみたいです。
【手順7】
▼SSDがプライで剥がせない場合はメインボードごと破壊しましょう。
分解は難しい!面倒だからやりたくない!という方へ
ジャンク品ドットコムでは故障したタブレットのデータ消去も含め、買取を得意としております。
まだ分解していない端末でしたら、データ消去と買取をワンストップでさせて頂きます。
初期化できないタブレットは、上記のような手順でメインボードごと処分させて頂きます。
分解に自信のない方や、回収後に部品を有効活用してほしいといった方はぜひ買取させて下さい。
▼匿名でも簡単に見積もりできますのでお気軽にどうぞ!